2024年GⅠフェブラリーSの中間展望! | 早乙女龍馬の競馬日記

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今週からいよいよGⅠレースが始まります。

最初のGⅠはフェブラリーステークス ダ・1600m戦。

 

今年のメンバーは、昨年の覇者レモンポップ、ドバイWC覇者ウシュパテソーロが共に海外出走予定で不在。

その分メンバー構成としては寂しい感があるが、鬼の居ぬ間に台頭を狙う馬や初ダート組がが登録しており、混戦模様を呈している。

 

 

【有力馬】

★GⅠ東京大賞典組

〇ウィルソンテソーロ

東京大賞典2着は、強豪が揃ったメンバーを考えると立派な成績だが、なにせ少頭数9頭立てのレースで楽に逃げる展開に恵まれた感がする競馬に見えた。

この馬の評価は、

昨年12月のGⅠチャンピオンズCでは12番人気ながら2着に追い込んで波乱の立役者となったが、レースはイン有利の馬場で後方の内から脚を使って展開が向いた競馬に見えた。

今回はメンバー的にはチャンスだが、展開次第の感がする競馬では成績だけでの評価は危ない面もある。

 

 

〇ドゥラエレーデ

東京大賞典3着は、前述どおりスローの前残りの展開を番手追走と展開に恵まれた感のする競馬に見えた。

この馬の評価は、

同様にチャンピオンズCでも3着に粘りこみがあるものの、前述どおり展開が味方した競馬に見えた。

ただし、昨年3月のUAEダービーなどダートではすべて先行して馬券圏内と崩れることなく走っている。

今回も、楽に先行できる展開に持ち込めば粘り込みもありそうだ。

 

 

〇キングスソード

東京大賞典5着は、前述どおりの展開で位置取りの差の分だけ届かなかった競馬に見えた。

この馬の評価は、

昨年11月JBCクラシックでは、テーオーケインズ、メイショウハリオ、ウィルソンテソーロといった強豪を相手に4馬身差の圧勝がある。

今回は巻き返しがあっても驚けない。

 

 

★GⅠJBCスプリント組

△イグナイター

JBCスプリント勝利は、リメイクの出遅れもあって押し切れた競馬だったが、メンバー構成やレベルに疑問符のつくスプリント戦だった。

この馬の評価は、

2走前の南部杯2着に粘り込みがあるが、前が止まらない馬場に恵まれた感があり、勝ったレモンポップには2秒近く離されている。

今回はメンバー強化の一戦なら厳しいか。

 

 

 

 

【その他の有力馬】

★GⅡ東海ステークス組

〇オメガギネス(賞金的には除外対象)

東海S2着は、レースはスタート後に折り合いを欠いた走りを見せながら先行したウィリアムバローズを捕らえ切れなかったが、レース内容としては負けて強しの感がする競馬に見えた。

この馬の評価は、

昨年8月GⅢレパートS2着、レースは前残りの展開で勝ち馬を捕らえ切れなかったものの、力負けとは思えない素質の高い競馬に見えた。

ここまで連を外していないが、急激なメンバー強化の一戦で存在感を見せるか。

 

 

 

★GⅢ根岸ステークス組

▲サンライズフレイム(賞金的には除外対象)

根岸S3着という結果は、レースはスローの前残りの展開の中で脚を余した感があり、力負けの競馬には見えなかった。

この馬の評価は、

今までのレースでは、前残りの展開では捕らえ切れないレース内容が見受けられるが、能力的には底を見せていない内容だ。

今回は、差し届く展開ならチャンスがありそうだ。

 

 

〇タガノビューティー

根岸S13着は、レース自体には見どころがなかったがスローの展開で出遅れがあって大外の競馬なら度外視可能な競馬に見えた。

この馬の評価は、

2走前の武蔵野Sでは、勝ち馬ドライスタウトに力負けの感があるものの、3着以下を0.3秒差をつけており力の違いを見せた。

また、かしわ記念ではメイショウハリオとクビ差の競馬があり実績的にはこのメンバーなら上位だ。

 

 

 

★GⅢ武蔵野ステークス組

◎レッドルゼル

武蔵野S3着は、レースは上位2頭にこそ離されたもののドバイ帰りの休み明けを考慮すれば悲観する必要はない競馬に見えた。

この馬の評価は、

昨年のフェブラリーS2着の実力馬。

今回のメンバーならチャンスは十分だ。

 

 

 

★初ダート組

今回はガイアフォース、カラテ、ジャスティンカフェが初ダートに挑戦してきた。

実績的には申し分ないが、なにせ初ダートだけにダート適性に関しては評価のしようもない。

中でも注目は、

実績的にも最も安定しているガイアフォース。

母が芝・ダートの二刀流だけに面白い存在だ。