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早乙女龍馬の競馬日記

早乙女龍馬が主に競馬重賞レース予想を書留めています。

 

さて今週は、2023年総決算:GP有馬記念、芝・2500m戦。

 

今年のメンバーを見ると、世界最強馬イクイノックスの引退は寂しい限りだが、ダービー馬タスティエーラ、皐月賞馬ソールオリエンス、天皇賞・春制覇のジャスティンパレスなどが出走を予定。

構図は3歳勢VS最強牝馬VS4歳GⅠ馬になりそうだ。

2023年総決算に相応しいメンバーが揃った。

 

 

【有力馬】

★GⅠ天皇賞・秋組

〇ジャスティンパレス

天皇賞・秋の2着は、世界最強馬イクイノックスに力負けの感がするものの、3着以下を0.4秒差をつけたのだから強い内容の競馬に見えた。

この馬の評価は、

その天皇賞をよく見ると、先行勢が総崩れとなった展開、そして馬群から離れた位置取りで気分良く走れる展開に恵まれた感のする競馬に見えた。

王者イクイノックス引退でチャンス到来だが、最近の競馬を見る限り差し届く馬場や展開次第の注釈がつきそうだ。

 

 

 

★GⅠジャパンカップ組

〇スターズオンアース

ジャパンカップの3着は、これまたイクイノックスに力負けの感がする内容であったが、2着馬リバティアイランドとは外枠並びに2Kの斤量差を考慮すると、悲観する内容の競馬には見えなかった。

この馬の評価は、

今年の牝馬三冠は逃したものの、秋華賞は不利が響いただけで3歳最強牝馬の立ち位置は揺るぎない。

古馬対決のGⅠ大阪杯では前残りの展開の中で追い込んだものであり強い内容の競馬に見えた。

 

 

〇ドウデュース

ジャパンカップの4着は、近走の状況から復調気配を伺わせたのだが、レースは好位のイン追走から上位3頭には伸び負けの感がする競馬に見えた。

この馬の評価は、

何と言っても昨年のダービーでイクイノックスに勝っており、その時点ではイクイノックスと互角だった。

3走前のGⅡ京都記念では圧勝しており、能力ではトップクラスを維持している。

GPレースで完全復活なるか。

 

 

▲タイトルホルダー

ジャパンカップの5着は、レースは大逃げのパンサラッサから逃げから離れた2番手を追走、気分よく走ったのだが上位には差し込まれており、残念な内容の競馬に見えた。

この馬の評価は、

菊花賞、天皇賞・春、宝塚記念と圧勝している実力馬だが、いずれもイン有利と思える馬場での先行策であった。

今回がラストラン。

思い切った先行策を打つと思われるが、悔いのない走りで存在感を見せつけて欲しいものだ。

 

 

△ディープボンド

ジャパンカップの10着は、3着馬スターズオンアースから1秒差と大きく離されており、力負けの感がする競馬に見えた。

この馬の評価は、

何と言っても天皇賞・春を3年連続で2着。

しかしながら、今回は一線級が揃ったメンバー構成を考慮すると厳しいレースになりそうだ。

 

 

 

★GⅠ凱旋門賞組

〇スルーセブンシーズ

凱旋門賞の4着は、近年の日本馬の成績と比較すると立派な成績で力のあるところをみせてくれた。

この馬の評価は、

何と言っても宝塚記念。

世界最強馬イクイノックスとクビ差、直線での前が詰まる不利がなければ突き抜けていた、強い内容の競馬に見えた。

実績では見劣る面があるが今年に入って本格化。

外差しが届く展開になれば、戴冠も夢ではない。

 

 

 

★GⅠブリーダーズカップターフ組

△シャフリヤール

ブリーダーズカップターフの3着は、海外遠征を考えるとよく頑張った競馬に見えた。

この馬の評価は、

一昨年のダービー馬、勝った相手がエフフォーリア、タイトルホルダーなど後のGⅠ馬である。

しかしながら、近走を見る限り現在のGⅠ戦線では果たしてどうか。

 

 

 

★GⅠ菊花賞組

〇タスティエーラ

菊花賞の2着は、勝ち馬ドゥレッツアにこそ0.5秒差と離されたものの、レースはスローで流れ位置取りの差を考慮すれば力負けの競馬には見えなかった。

この馬の評価は、

皐月賞2着も、レースは超のつくハイペース。

前崩れの展開の中で先行して2着、そしてダービー制覇と、3歳世代ではトップクラスの能力がある。

今回が初の古馬対決。

懸念があるとすれば、3歳牡馬世代のレベルの問題。

ダービーで走った組だが、4着馬ベラジオオペラ、5着馬ノッキングポイントのGⅢ勝ちがあるが、古馬の一線級相手と対戦例は少ない。

さて、古馬を超えられるかどうか注目の一戦であります。

 

 

〇ソールオリエンス

菊花賞の3着は、レースはスローの前残りの展開。

外々を回らされて厳しいレース展開だったが、コース取りの差を考慮すると悲観する内容の競馬には見えなかった。

この馬の評価は、

ダービーでもスローの流れで敗因は位置取りの差だろう。

皐月賞では前崩れの展開に恵まれた感がするものの、タスティエーラに完勝だった。

タスティエーラとほぼ互角と考えれば、後は展開次第か。

 

 

 

★GⅠエリザベス女王杯組

△ハーパー

エリザベス女王杯の3着は、レースは逃げた馬から大きく離れた3番手を気分良く追走する展開で上位2頭には差し込まれたのだから残念な競馬に見えた。

この馬の評価は、

優駿牝馬2着など、牝馬三冠レースで上位入線がある。

しかしながら、今年の3歳牝馬世代はリバティアイランドだけが抜けている感がある。

古馬一線級が揃った一戦で存在感を見せるか。

 

 

△ライラック

エリザベス女王杯の4着は、前述どおりの流れで最後の直線だけで追い込んで来たものの届かなかった。

この馬の評価は、

昨年のエリザベス女王杯2着があるが、レースは外が有利と思われる馬場で、前崩れの展開に恵まれた感のする競馬に見えた。

今回は牡馬一線級が相手、展開次第だが豪脚生きるか。

 

 

 

 

【その他の有力馬】

★GⅡ京都大賞典組

プラダリア・・・1着

★GⅡステイヤーズステークス組

アイアンバローズ・・・1着

★GⅡアルゼンチン共和国杯組

ヒートオンビート・・・3着

ディアスティマ・・・13着

★GⅢ福島記念組

ホウオウエミーズ・・・1着

 

いずれもGⅡGⅢでは勝ち負けの力があるものの、一線級相手のGⅠでは実績を残していない。

急激なメンバー強化の一戦では厳しいが良い枠が取れれば。

 

 

 

さてGⅠ朝日杯フューチュリティステークス マイル戦。

 

枠順は先行勢が揃って内枠に入った。

この朝日杯、「4角4番手以内」がセオリー。

 

となると主役に躍り出るのはジャンタルマンタル。

新馬戦、前走デイリー杯2歳Sもインコースを追走。
経済コースをロスなく追走できて内を突く器用さを持っている。

ゲートの速さや二の脚の速さもあり、間違いなく好位のインを追走できるだろう。


前進気勢は旺盛なシュトラウス。
大外枠は馬群に揉まれることなく走りが出来そうだが、今までのレースを振り返れば、外々を回る事になりそうだ。

少頭数のレース経験しかなく、折り合いに不安があるだけに前半で脚を使ってしまえば、最後の瞬発力勝負は分が悪いか。
しかし、馬体が強くライバルをねじ伏せる可能性もある。
 

 

 

【GⅠ朝日杯フューチュリティステークス予想】

推奨馬:ジャンタルマンタル

逆転馬:シュトラウス

     

特注馬:エコロヴァルツ

特注馬:タガノエルピーダ

穴 馬:サトミノキラリ

 

押さえ:ダノンマッキンリー、エンヤラヴフェイス。

 

 

推奨馬、逆転馬のどちらかは馬券圏内に入る確率が高い。

三連単:複の軸馬に最適。

相手に特注馬が来れば高配当もあるかも知れません。

特注馬からの馬連:ワイドも押さえておきたい。

 

 

さて2歳馬GⅠ朝日杯フューチュリティステークス。

2017年にホープフルステークスがGⅠに格上げ。

これで本気でクラシックを狙うような馬は重賞を勝って賞金Getすると、休養入りし、春までジックリ調整するようになった。

これによって、クラシックへの登竜門と言う位置づけが剝がれてしまった2歳のマイル王決定戦だ。

 

それでも一昨年は、後のダービー馬ドウデュースを輩出。

来季のGⅠ戦線を占う意味でも注目の一戦だ。

 

今年のメンバーを見ると、傑出した馬は見当たらない。

人気が割れる混戦模様を呈している。

 

 

 

【有力馬】

★GⅡデイリー杯2歳ステークス組

〇ジャンタルマンタル

デイリー杯2歳Sの勝利は、2馬身の差をつけての勝利だったが、レースは好位のイン追走から内を突いて抜け出すと言うロスのない競馬が嵌ったように見えた。

この馬の評価は、

新馬戦も同じ感じのような競馬で楽勝。

鞍上の鮫島駿騎手が上手く能力を引き出している感がある。

今回は川田騎手に乗り替わり、まだこれからも上がり目がありそうだが、まだ厳しい競馬を経験していないだけに、鞍上がどう導くか。

 

 

△エンヤラヴフェイス

デイリー杯2歳Sの2着は、レースは4コーナーで外から一旦交わされたもののコース取りの差で連対を確保した感がする競馬に見えた。

この馬の評価は、

2走前の新潟2歳Sで7着敗退も、スタート後に他馬との接触があり内に包まれる展開で能力を発揮出来なかった競馬に見えた。

今回は、外枠からスムーズな競馬が出来るかどうか。

 

 

 

★GⅡ東京スポーツ杯2歳ステークス組

▲シュトラウス

東京スポーツ杯2歳Sの勝利は、1馬身半差の圧勝。

決着は2~4番手を追走した馬であり、先行有利の流れだった。

そのレースでは先行争いにおいて、馬群がバラけ離れた3番手を気分良く追走する展開に恵まれた競馬に見えた。

この馬の評価は、

2走前のサウジアラビアロイヤルカップで3着に敗退。

道中は馬群の中で行きたがった素振りを見せていた。

少頭数の経験しかなくフルゲートでどんな競馬になるか。

気分よく走れば能力を発揮できる。

 

 

 

★GⅡ京王杯2歳ステークス組

△バンドシェル

京王杯2歳Sの4着は、レースは府中のGⅡしてはレース内容としても見どころのない競馬に見えた。

ここは厳しい競馬になりそうだ。

 

 

★GⅢ札幌2歳ステークス組

▲セットアップ

札幌2歳Sの勝利は、2着馬に4馬身差は立派な勝利だった。

しかしレースはスローに流れ、しかも内が伸びる馬場で楽に逃げる展開に恵まれた感のする競馬に見えた。

この馬の評価は、

新馬戦で楽に先手を取りながらも勝ち馬に差されている。

今回は、イン有利の馬場で楽に逃げる展開の助けが必要か。

 

 

★OPコスモス賞組

▲エコロヴァルツ

コスモス賞の勝利は、2着コスモディナーに6馬身差と力の違いを見せつけた競馬に見えた。

この馬の評価は、

この2戦GⅠ阪神JF出走組に勝っており、目立たない感はあるが強敵相手に勝ち負けの競馬をしている。

今回はメンバー強化の一戦になるが、能力的に底を見せていないだけに侮れない存在だ。

 

 

 

【その他の有力馬】

★1勝クラス:秋明菊賞組

〇ダノンマッキンリー

秋明菊賞の勝利は、レースは少頭数を出遅れたのだが最後は外に持ち出して突き抜けており、力の違いを見せつけた競馬に見えた。

この馬の評価は、

秋明菊賞自体はメンバーに恵まれた感がする。

距離延長やメンバー強化の一戦で能力を発揮できるか、試金石の一戦になりそうだ。

 

 

★1勝クラス:ベゴニア賞

△オーサムストローク

ベゴニア賞の勝利は、レースは1000m63..5秒の超スローの流れで番手追走から押し切ったものであり、レース内容は評価出来ない競馬に見えた。

この馬の評価は、

新馬戦から2戦ともに楽に先行できた割には勝ちきれない面がある。。

今回は厳しいか。

 

 

★その他の1勝クラス組

△サトミノキラリ

府中の1勝クラス勝利は、2着馬に力の違いを見せつけたのだがメンバー構成に恵まれた感のする競馬に見えた。

ここ2戦は上り最速を出しているが、距離延長の今回でも存在感を見せる競馬が出来るかどうか。

 

 

 

さて2歳牝馬GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ。

キャリアの浅い2歳馬を予想するのは難しい。

まして有力と思えたボンドガールが回避。

ただでさえ混戦と思えたGⅠが大混戦模様を呈している。

どこを切り口とすべきか迷うところだが、これはもう少ない中でもやはり経験になるのだろう。

 

コラソンビート
今年注目のスワーヴリチャード産駒。

使われてながら変わり身を見せるようになったか。

ここまで4戦、前走GⅡ京王杯2歳Sはレコード勝ち。

牡馬混合戦で見せた精神面での強さと経験は大きい。



もう一頭あげればサフィラ。

前走GⅢアルテミスS勝ち馬がチェルヴィニア。

今回出走なら当然重い印がつくだろう。

その2着なら、素質を素直に評価しても良いように思う。

兄サリオスは2歳GⅠ勝ちもあり成長力も期待できる。

 

 

 

【GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ予想】

推奨馬:コラソンビート

逆転馬:サフィラ

     

特注馬:スウィープフィート

特注馬:ステレンボッシュ

穴馬:ドナベティ

押さえ:キャットファイト、アスコリピチェーノ、ルシフェル。

 

 

推奨馬、逆転馬のどちらかは馬券圏内に入る確率が高い。

三連単:複の軸馬に最適。

相手に特注馬が来れば高配当もあるかも知れません。

特注馬からの馬連:ワイドも押さえておきたい。

 

2歳女王決定戦、阪神JF 芝・1600m戦。

さていよいよ2歳馬のGⅠレースが始まります。

そして翌年のクラシック戦線の前哨戦の位置づけもあり、ここでどのようなパフォーマンスを見せてくれるか、楽しみな一戦です。

 

前売り人気ではボンドガールが一番に支持されると思います。

しかし前走サウジRCで圧倒的1番人気を裏切っており、絶対視までは果たしてどうか。

それでも、強いメンバーが揃ったと思える新馬戦を勝利しており、今回は巻き返しがあるのか注目です。

 

 

 

【有力馬】

★GⅡ京王杯2歳ステークス組

〇コラソンビート

京王杯2歳Sの勝利は、レースは中団追走から差し切ってレコード勝ちを収めたが、メンバー構成に恵まれた感のする競馬にも見えた。

この馬の評価は、

3連勝で重賞制覇しているが、新馬戦でボンドガールに0.6秒差に敗れている。

牡馬相手のGⅡ勝ち馬だが、逆転はあるのか。

 

 

★GⅢサウジアラビアロイヤルカップ組

〇ボンドガール

サウジアラビアRCの2着は、勝ち馬ゴンバデカーブースに0.3秒2馬身差をつけられる完敗の競馬に見えた。

しかし、スタートで出遅れた上に折り合いを欠いて終始力んで走っていた感があり、この一戦だけで見限る必要はない。

この馬の評価は、

このレース3着のシュトラウスが、後のGⅡ東京スポーツ杯2歳Sを制しており、レースレベルも高いと見て良いだろう。

前述どおり、ボンドガールの新馬戦。

2着のチェルヴィニアがアルテミスSの勝ち馬、3着コラソンビートがGⅡ京王杯2歳S勝ちと、レベルの高い新馬戦であった。

 

 

★GⅢアルテミスステークス組

▲サフィラ

アルテミスSの2着は、勝ち馬チェルヴィニアには切れ負けしてしまった感があるものの、位置取りの差もあり着差ほど能力差のある競馬には見えなかった。

この馬の評価は、

兄に19GⅠ朝日杯FS勝ちサリオスがいる良血馬、能力さえ発揮すれば更なる前進が期待できそうだ。

 

 

★GⅢ新潟2歳ステークス組

〇アスコリピチェーノ

新潟2歳Sの勝利は、レースでは出遅れながらも好位追走、更にスローな流れの中で逃げた2着馬を捕らえたのだから着差以上に強い内容の競馬に見えた。

この馬の評価は、

新潟2歳Sの2着馬ショウナンマヌエラはアルテミスSで5着、3着馬クリーンエアはデイリー杯2歳Sで8着に敗れている。

となると、新潟2歳S組のレベルの問題が気がかりとなる。

 

 

★GⅢファンタジーステークス組

△カルチャーデイ

ファンタジーSの勝利は、レースは内ラチを通った馬が上位を独占という馬場を、3番手追走する展開に恵まれた感のする競馬に見えた。

この馬の評価は、

ここまで2戦2勝と順調に勝ち上がっているものの、現状では展開に恵まれればとの注釈が必要だ。

 

 

△シカゴスティング

ファンタジーSの3着は、結果上位2頭には届かなかったものの、イン有利と思える馬場で外々を回ったコース取りを考慮すると、内容的には互角以上の競馬に見えた。

この馬の評価は、

新馬戦を見る限りでは、スローの流れで2番手追走ながらも勝ち切れずの3着を見れば、距離延長は微妙に映る。

 

 

 

【その他の有力馬】

★L:萩ステークス組

〇ルシフェル

萩ステークスの勝利は、少頭数のレースではあったもののスローの流れを楽に差し切っており、強い内容の競馬に見えた。

この馬の評価は、

新馬戦では2着敗退も、小回り福島でコース取りの差と考慮すれば悲観する内容の競馬には見えなかった。

勝ち馬エコロヴァルクが後のコスモス賞を制している。

 

 

 

★1勝C:サフラン賞組

▲ステレンボッシュ

サフラン賞の2着は、レースでは道中は内ラチで脚をためていたのだが、直線では大外ぶん回しで追い込んで来た。

馬場がイン有利と思えるだけに負けて強しの感がする競馬に見えた。

この馬の評価は、

次走の赤松賞では、着差以上に強い内容の競馬に見えた。

 

 

★1勝C:白菊賞組

△スウィープフィート

白菊賞の2着は、レースはスローで流れるなか、最後方から外々を回り流れも追い込んでおり、レース内容としては勝ち馬プシプシーナより強い内容の競馬に見えた。

この馬の評価は、

白菊賞自体、時計的にも物足りずレースレベルの問題がありそうだ。

速い流れになった時についていけるかどうか。

 

 

1勝C:アスター賞組

▲キャットファイト

アスター賞の勝利は、レースは開幕週の好条件の馬場で好位のイン追走というる展開に恵まれた感がするものの、レコード勝ちしかも0.8秒差という強い内容の競馬に見えた。

この馬の評価は、

新馬戦でボンドガールの6着に敗退している。

ボンドガールとの差を詰められるかどうか。

 

さてGⅠチャンピオンズカップ。

 

前売り一番人気は5戦5勝馬セラフィックコール。
さて実績上位のレモンポップ。

コーナー4つ、初の1800m戦が嫌われたのか、不利とされる大外枠に入ったことも一つの要因か現在2番人気。
南部杯の走りを何回も見てみたが、その力強い走りから1Fの距離延長は問題にしないだろう、という結論を出した。

その前走南部杯。

脚抜きのよい盛岡の馬場コンディションだったが、走破時計1.33.8、2着馬に2.0秒の大差だ。

ドバイ遠征の経験からまた一段とパワーアップした印象。

ベストはマイルまでなのだろうが、折り合いに苦労する馬ではなく我慢の利くタイプ。

ここはレモンポップの絶対能力から距離延長も克服すると見た。

 

【GⅠチャンピオンズカップ予想】

推奨馬:レモンポップ

逆転馬:クラウンプライド

     

特注馬:ハギノアレグリアス

特注馬:グロリアムンディ

穴馬:ノットゥルノ

押さえ:セラフィックコール、メイショウハリオ、アイコンテーラー、テーオーケインズ。

 

 

推奨馬、逆転馬のどちらかは馬券圏内に入る確率が高い。

三連単:複の軸馬に最適。

相手に特注馬が来れば高配当もあるかも知れません。

特注馬からの馬連:ワイドも押さえておきたい。

 

 

今週はダートの頂上決戦チャンピオンズカップ、ダ・1800m戦です。

 

古馬になって覚醒したダート界の王者ウシュバテソーロ。

米BCクラシック連対三歳馬デルマソトガケ不在も、GⅠフェブラリースS馬でGⅠ南部杯CS勝ちのレモンポップを始め、国内ダート路線の強豪が揃い楽しみな一戦になりそうです。

レモンポップが一番人気に支持されそうだが、初の1800m戦でもあり、もしかしたら波乱もあるかも知れません。

 

 

【有力馬】

★GⅠ南部杯CS組

〇レモンポップ

南部杯の勝利は、レースは前が止まらない馬場に恵まれた感がするものの、2着馬に2.0秒差の圧勝劇だった。

この馬の評価は、

国内12戦9勝、2着3回と連対を外したことのない堅実さ。

前述の南部杯だが、2着馬イグナイターが次走GⅠJBCスプリント勝ち、4着馬のタガノビューティーがGⅢ武蔵野Sで2着、5着馬のカフェファラオに至ってはGⅠフェブラリーSで2勝とレベルの高い一戦だった。

このレモンポップは、昨年のGⅠフェブラリーS勝ち馬。

敢えて言えば、初の1800m戦。

距離延長はマイナス点にならないか、だけ。

 

 

△ジオグリフ

南部杯9着は、レースは力負けの感が強く、見せ場すらなかった。

この馬の評価は、

昨年の皐月賞馬。

その2着入線は、世界最強馬イクイノックスである。

しかしながらダート路線では結果が出ておらず、適性評価のしようもないのが現状だ。

 

 

 

★JBCクラシック組

△ノットゥルノ

JBCクラシック2着は、レースは一旦抜け出したテーオーケインズを差し返したのだから、強い内容の競馬だった。

ただ、先行した三頭が上位を独占する結果を考慮すれば、逃げる展開に恵まれた感のする競馬に見えた。

この馬の評価は、

ジャパンダートダービー1着、東京大賞典2着と大井競馬場だと強豪級相手でも通用しているが、それ以外では力を発揮していない。

今回のメンバーは先行勢が揃っており、前残りの馬場と展開次第か。

 

 

▲テーオーケインズ

JBCクラシック3着は、勝ち馬キングズソードに0.9秒差と離された上に、前述どおりノットゥルノにも差し返され残念な内容の競馬に見えた。

この馬の評価は、

昨年のチャンピオンズC4着も、レースは出遅れた上に終始外々を回らされたロスが響いたか断然の1番人気を裏切った結果も悲観する内容の競馬には見えなかった。

テーオーケインズは、昨年一昨年とダートGⅠでも圧勝しておりダートNO1の評価をされていた馬だが、今年に入って勝利はない。

果たして雪辱なるか、はたまたピークが過ぎたと見るべきか。

 

 

〇メイショウハリオ

JBCクラシック4着は、レースは前述どおり前残りの展開で脚を余した感があり、展開が向かなかった競馬に見えた。

この馬の評価は、

交流G13勝と今回のメンバーでは実績上位。

またGⅠフェブラリーSでも追い込んで3着と中央のG1でも通用する能力がある。

差し決まる展開なら勝ち負け。

 

 

 

★GⅠJBCレディースクラシック組

△アイコンテーラー

JBCレディースクラシックの勝利は、2着馬に0.8秒差と力の違いを見せつけた競馬に見えた。

しかし牝馬限定のG1にしてメンバー構成に恵まれた感がする。

この馬の評価は、

なお、アイコンテーラーは、牡馬相手のシリウスSではハギノアレグリアスにあっさりと差し切られている。

今回は先行馬が多いメンバーの中で存在感を見せるか。

 

 

★GⅢ韓国コリアカップ組

〇クラウンプライド

コリアカップの勝利は、2着馬グロリアムンディに10馬身の大差をつけており、力の違いを見せつけた競馬に見えた。

この馬の評価は、

クラウンプライドはGⅠ勝ちこそないが、昨年のチャンピオンズカップ2着馬であり、JBCクラシック、帝王賞でも2着好走があり素質はGⅠ級で勝ち負けの力がある。

悲願のGⅠ勝ちなるか。

 

 

▲グロリアムンディ

コリアカップ2着は、前述どおり負け過ぎの感がする競馬に見えた。

舞台が韓国の馬場だけに、この一戦だけでは評価出来ないか。

この馬の評価は、

昨年のチャンピオンズカップは、ゲートで煽った上に更に内で包まれて能力を発揮できないまま終わった12着だった。

GⅢ平安Sやダイオライト記念では圧勝するだけ力がある。

今回はスムーズな競馬が出来れば上位の力はある。

 

 

 

★GⅢみやこステークス組

〇セラフィックコール

みやこステークスの勝利は、レースは出遅れてしまったのだが、立て直してからは外から一気にまとめて差すと言う力の違いを見せつけた競馬に見えた。

この馬の評価は、

現在5連勝中いずれも着差以上に強い内容の競馬をしており、能力的にも底を見せていない。

GⅠ初挑戦となるが、ゲート難で位置取りに左右される面が気になるが、スムーズな競馬が出来れば侮れない存在だ。

 

 

 

★GⅢシリウスステークス組

▲ハギノアレグリアス

シリウスステークスの勝利は、前述どおり後のG1馬アイコンテーラーをあっさりと差し切ると言う強い内容の競馬に見えた。

この馬の評価は、

平安Sではグロリアムンディに敗れているものの、コース取りの差を考慮すると着差ほどの能力差はない競馬に見えた。。

今回はメンバー強化の一戦になるが、侮れない存在だ。

 

さてジャパンカップ。

 

府中の2400m戦、圧倒的に内枠優位。

その絶好の1番枠に3歳女王リバティアイランド、2番枠に世界のイクイノックスが入った。

更に大逃げ宣言のパンサラッサの番手追走が理想のタイトルホルダーが3番枠。

流れが落ち着くと縦長の展開、馬群はばらけ外枠勢も比較的スムーズに進路取りになるだろう。

差し追い込み勢がどの時点で前を捉えに行くか、リバティアイランド・イクイノックス両馬を後ろから差す馬の想定はない。

どちらが先に先頭に躍り出るか。

早めに先頭に立った馬が勝つ。

 

 

【有力馬】

まず、イクイノックスが主役中の主役で良いだろう。

天皇賞・秋を振り返れば直ぐに好位に付けて道中は馬なりの競馬。

最後の直線では鞍上のゴーサインに瞬時に反応すると、後は引き離す一方の競馬だった。

敢えて言えば、その天皇賞・秋は驚異のレコード決着。

そこから最短中3週でジャパンカップを迎える。

これが死角になるのか、これをも簡単に凌駕するなら敵はいない。

 


続いてリバティアイランド。

体型的にはマイラーとの見方があるようだが、まだまだこれから伸びる三歳馬。
三冠牝馬の勲章は絶対能力の高さを現わしている。

しかも折り合いがつくタイプだけに現状では距離の壁はない。

古馬58Kに対して三歳牝馬は斤量54K。

初の古馬戦、このジャパンカップで世界最強馬にぶつけてきた陣営の判断に敬意を表したい。

 


【GⅠジャパンカップ予想】

推奨馬:リバティアイランド

逆転馬:イクイノックス

     

特注馬:タイトルホルダー

特注馬:ダノンベルーガ

特注馬:ディープポンド

 

押さえ:ドウデュース、ヴェラアズール。

 

 

推奨馬、逆転馬のどちらかは馬券圏内に入る確率が高い。

三連単:複の軸馬に最適。

相手に特注馬が来れば高配当もあるかも知れません。

特注馬からの馬連:ワイドも押さえておきたい。

 

 

 

トゥルーラブちゃん

 

さてジャパンカップ、東京芝・2400m戦。

今年のメンバーでは注目は天皇賞・秋を圧勝したイクイノックス。

1番人気は間違いなしの断然ムード。

そしてリバティアイランドが果敢に挑戦する構図でしょうか。

 

さて過去10年のデータをみると・・・

1番人気・・・5勝、複勝率80%。

更に3、4歳馬が1番人気の場合4勝2着1回と盤石。


今年の有力馬、4歳イクイノックス、3歳リバティアイランドを考えると、データどおりならイクイノックスが鉄板級となる。

2番人気・・・勝ち星なし。

遡っても11年のブエナビスタ1頭のみ、複勝率50%。


3番人気・・・2勝、複勝率50%。

4番人気・・・2勝、複勝率40%。

5番人気・・・1勝、複勝率30.%。

近走では、7番人気以内ですべて決着となっている。

 

 

 

【有力馬】

★GⅠ天皇賞・秋組

◎イクイノックス

天皇賞・秋の勝利は、レースは先行勢から離れた3番手追走と楽な展開に恵まれた感がするものの、1.55.2秒のレコード勝ちと力の違いを見せつけた競馬だった。

この馬の評価は、

海外遠征帰りのGP宝塚記念こそ辛勝のレースだったが、昨年の天皇賞・秋、GP有馬記念、海外ドバイシーマクラシックでもレコード勝ちと世界相手でも力の違いを見せつける強さ。

国内はもとより世界でもNO1の実力馬だ。

 

 

▲ダノンベルーガ

天皇賞・秋の4着は、後方の馬群に囲まれての競馬を考慮してもイクイノックスには力負けの感がする競馬に見えた。

この馬の評価は、

日本ダービーで1番人気に支持されるほどの素質があるものの、皐月賞、天皇賞・秋のいずれもイクイノックスに先着を許しており、勝負付は済んでいる感がする。

頭は厳しいのかも知れないが能力発揮なら上位の力はある。

 

 

▲ドウデュース

天皇賞・秋の7着は、レースでは終始馬群の中の位置取りでのを追走と力を発揮できないままの競馬に見えた。

この馬の評価は、

昨年の日本ダービーでは、イクイノックスに勝っている。

ただ、2頭共に馬群から離れた後方を追走のレースであり、その内容はほぼ互角と見るべきだろう。

今回は日本ダービーの再現なるか。

 

 

 

★GⅠ秋華賞組

〇リバティアイランド

秋華賞の勝利は、レースは4コーナーでは早め先頭に立つと後続を寄せ付けずに押し切る着差以上に強い内容の競馬に見えた。

この馬の評価は、

桜花賞、オークスでも他馬との力の違いを見せつけており、3歳牝馬では抜け出た存在である。

さて今回は初の古馬相手の一戦。

3歳牝馬の力関係を見ると、オークス3着馬ドゥーラがGⅢクイーンSを圧勝。

ローズS2着馬ブレイディベーグがGⅠエリザベス女王杯戴冠。

古馬の牝馬相手ならば勝ち負けのレベルだが、今回は牡馬の一線級が相手となる。

リバティアイランドにとって打倒イクイノックスなるか。

 

 

 

★GⅠヴィクトリアマイル組

△スターズオンアース

ヴィクトリMの3着は、レースは好位のイン追走と絶好の展開ながら、直線では上位2頭に伸び負けの感がする競馬に見えた。

この馬の評価は、

2走前の大阪杯、ジャックドールが逃げ切った前残りレースだったが、

後方から一気に追い込んでおり負けて強しの内容の競馬に見えた。

しかしながら、その勝ち馬ジャックドールはその後のレースで力を発揮できず惨敗続きであり、GⅠ大阪杯のレベルが果たしてどうだったかやや疑問が残るレースの感がする。

 

 

 

★GⅠドバイワールドカップ組

△パンサラッサ

昨年か海外で3走、1勝を挙げているがそのサウジカップのダートの一戦で参考外。

この馬の評価は、

昨年の天皇賞・秋では大逃げを打ってイクイノックスの2着に粘り込のだのは立派だったが、その後の有馬記念、宝塚記念では掲示板を外しており、近走国内のG1では力不足の感がする競馬に見えた。

 

 

 

★GⅡオールカマー組

▲タイトルホルダー

オールカマーの2着は、レースは楽に逃げる展開に恵まれたのだが勝ち馬ローシャムパークに差し込まれて敗れており、レース内容としては残念な競馬に見えた。

この馬の評価は、

菊花賞、天皇賞・春、宝塚記念勝ちの実績があるが、いずれのレースもイン有利と思える馬場で先行する展開に恵まれた感がする競馬に見えた。

今回は強敵相手の一戦、過去同様にイン有利の馬場で楽に先行出来るかにかかってくる。

 

 

 

★GⅡ京都大賞典組

▲ディープボンド

京都大賞典の3着は、レースはイン有利の馬場で終始外々を回らされながらも追い込んでおり、レース内容として評価できる競馬に見えた。

しかし、勝ち馬のプラダリアはGⅠでの好走はない。

この馬の評価は、

天皇賞・春を3年連続で連対実績があり、長距離戦では勝ち負けの競馬をしている。

今回は強敵揃いでどこまで。

 

 

△ヴェラアズール

京都大賞典の7着は、後方の内目で折り合い脚を溜めたものの豪脚は不発の競馬に見えた。

この馬の評価は、

昨年の覇者だが、昨年は今回と比べると低調なメンバーに恵まれた感がする。

更にその後の競馬を見る限り、ややピークを過ぎた感もある。

 

 

 

 

さてマイルチャンピオンシップ。

実績上位と考えれば、セリフォスとシュネルマイスター。

全てがそのような上位馬で決まるのかと言えばNOだろう。

ここまでの臨戦態勢、馬場や展開次第で勝負は変わっても驚けないのが競馬でもある。

 

連覇がかかるセリフォス。

昨年の勝利の前走は富士Sを叩いてのもの。

今回は安田記念からの直行。

直行組の連対率が決して悪いわけではないが、マイルCSのトレンドはやはり毎日王冠、富士S組だろう。

時計がかかる馬場と今回のローテを考えれば、地力では一枚上の存在だが、ひょっとするとスキをつかれる感がする。

 

 

狙ってみたい、ソウルラッシュ。

中間展望で書いた通りGⅡ・Ⅲは勝ち負けの競馬、GⅠでは荷が重い印象があるのだが、一昨年の12月からマイル戦一筋。

京都の馬場もパンパンの良馬場にはなるまい。

昨年のGⅡマイラーズC勝利はやや重たい馬場だった。

直線の馬場はやや傷みはあるものの、まだ内は伸びる。

名手モレイラ騎手なら、自在の脚を使ってイン突きも可能。

GⅠの壁を乗り越える絶好のチャンスとみた。

 



【GⅠマイルチャンピオンシップ予想】

推奨馬:ソウルラッシュ

逆転馬:シュネルマイスター

     

特注馬:エルトンバローズ

特注馬:レッドモンレーヴ

特注馬:ナミュール

 

押さえ:セリフォス、ダノンザキッド。

 

 

推奨馬、逆転馬のどちらかは馬券圏内に入る確率が高い。

三連単:複の軸馬に最適。

相手に特注馬が来れば高配当もあるかも知れません。

特注馬からの馬連:ワイドも押さえておきたい。